仁 王 門 仁 王 門 寺を守る門 仁王(金剛力士)の像を左右に安置した門のことです。 寺の中に悪いものが入りこまないように置かれております。 当寺院の現在の仁王門は宝永4年(1707年)当時25世彗禅万丈の時再建されました。 仁王尊像作師は天保11年周防国仏師日野岩城義光が謹刻奉納す。 山 門 山 門 大工の優れた技工が見られる山門 かつて寺は一般に山上にあったので,その門を山門といいます。 また寺院そのものをさして山門ということもあります。 天保13年(1842年)4月16日落慶。 この山門の建築と彫刻のために 当時の龍澤寺大工が京都と愛媛を往復し、 約10年の歳月を要して建立されたとの記録が残っております。 鎮 守 堂 鎮 守 堂 災厄から寺院が守られるように 中国の伽藍神に起源を持つといわれ、日本の寺院においても仏教が伝わり、神仏習合が進む中で、寺院にも神祇が祀られるようになりました。 この伝統に倣う形で、当山に降りかかるあらゆる災い事を鎮め境内や伽藍を守る神として建立されました。 中 雀 門 中 雀 門 仏殿への道を彩る美しい門 中雀門は、山門と仏殿の中間に位置し、 正面に水鉢と本堂、左右に衆寮、客寮を一望でき、 歴代の家紋付きの鴟尾も展示されている。 水 鉢 水 鉢 身を清めるための器 手水鉢とは、元来、神前、仏前で口をすすぎ、 身を清めるための水を確保するための器をさします。 その後、茶の湯にも取り入れられ、露地の中に置かれるようになり、つくばいと呼ばれる独特の様式を形成していきました。 本 堂 本 堂 伽藍の中心 寛政10年(1798)火災に遭い殿堂残らず焼失した。 現在の本堂は享和3年(1803年)に再建されたものです。 本尊は釈迦如来脇侍仏は文殊・普賢菩薩の三尊仏である。 禅 堂 禅 堂 修行の場 禅堂とは、禅の修行をするための堂です。 修行僧が集団生活を行い、 修行に励む場所で坐禅を行う場所でもあります。 東 司 ・ 衆 寮 東 司 ・ 衆 寮 僧伽の寮舎 禅宗寺院の建物の一つで、僧伽(和合衆)のいる寮舎。 その様式は僧堂とほぼ同じであるが、 修行僧が僧堂において坐禅を修するのに対し、 衆寮では食事後の読書や喫茶、晩の食事、 または臨時に茶湯を喫するところとして用い、 もっぱら智慧を磨き、定慧円明ならしめようとして設けられる。 庫 裡 庫 裡 寺院の台所 庫裏とは本尊への供物や 住僧の食事の調理などをする建物になります。 他の呼び方に庫院(くいん)や庫堂(くどう)などがあります。 観 音 堂 観 音 堂 観世音菩薩をまつってある堂。 観音菩薩の像を安置した堂になります。 観音菩薩の住む所は、 南海補陀洛山(ふだらくせん)にあると信仰されたためか、 多く海岸や山の懸崖の上に建立されいます。 開 山 堂 開 山 堂 開山の僧の像や位牌を安置した堂 開山堂は、仏教寺院において開山の像を祀った堂のこと。 「開山」とは、当該寺院に最初に住した僧のことを指します。 一 義 室 一 義 室 悟りの間 一義とは文字や理論を超越した仏座の意で、 仏道の極則極妙のところを言います。 一義室には第一義の銅板の版画の額が飾られています。